絵に描いたような負け組だった俺が一発逆転した話だ。
大学を卒業してそこそこの会社に入ったけれど、人間関係が上手くいかずに1年で退社。
職を転々としていたが、ここ数年は短期のガテン系のバイトでなんとか食いつないでいる。
安定はしていないし、贅沢もできない。
もう落ち着いた方がいいことは分かっていた。
が、正社員のおっちゃん達はブラックな職場に身も心も捧げてるように見えて、とても真似できない。
金はないけど、自由も捨てがたかった。
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風俗にハマる友人が羨ましく見えた
久しぶりに大学の同期との飲み会があった。
近況報告が終われば、だいたいは下ネタになる。
やれ奥さんは女に見えないだの、8歳下の彼女のアソコがすごいだの。
その中の一人が、かなり風俗にハマっているようだった。
特定の風俗嬢というより、色んな女の子をつまみ食いという感じらしい。
口には出さなかったものの『つまみ食いったって、金を払ってるんだから当たり前だろ』と思った。
今考えれば、俺に風俗に金を使う余裕がない僻みもあったかもしれない。
ただ、色んな女とヤレるのは正直羨ましかった。
俺もそんなことをしてみたいとは思ったが、なんとなくプロは嫌だ。
どうにかタダでヤレる女はいないかと、スマホと睨み合う日々が続いた。
マッチングアプリで女探し
まず見つけたのが裏垢女子というやつだった。
いきなり裸に近い写真を載せていてくれるし、エロくて手っ取り早そうだ。
だが結果、俺はそこから想像力を膨らませてオナニーをするだけで満足してしまった。
賢者タイムに入れば、『こんな可愛い子とヤレるわけがない』『会っても美人局みたいなのか、マルチに勧誘されるんだろう』と。
そして行きついたのがマッチングアプリのPCMAX(18禁) 。
裏垢女子は怪しすぎるし、タダより高いものはないという言葉くらいは知っている。
それにしてもPCMAXには色んな女がいるものだ。
裏垢女子は、ものの見事に10代から20代前半ばかりだが、アプリは年齢層が幅広かった。
スマホを見続けて若い女に食傷気味だった俺は、ターゲットを自分と同じかそれ以上に絞った。
若い女の反応はなんとなく想像がつくが、ある程度経験を積んだ女とヤッたらどうなるのか気になるのもあった。
そこでマッチしたのが俺より4つ上の36歳、美波だ。
筋肉フェチだと書いてあったので、体を動かす仕事をしているとメッセージを送ったらすぐに返事が返って来た。
コツコツやり取りして10日後にライン交換
美波は俺と似たような業種の会社で経理事務をしているらしい。
だからガテン系の俺に対しても、『くさい』『ダサい』『チャラそう』みたいなイメージがないようだ。
それは安心したが、マッチングアプリをやっている時点でチャラくないわけはない(笑)
なんせ、そういうノリを求めて登録したのだ。
美波に関しても同じかと思っていたが、即会おうという話にはならず、長々とやり取りが続いた。
『おはようございます。今日はあいにくの天気ですね』
『これから残業になり、ちょっと憂鬱です』
『今、ネトフリで映画を見ています』
と、なんとも普通のやり取り。
サクラか?と思ったものの、美波以外からはメッセージが来ない。
最初に買ったポイントが尽きるまで粘ろうと思い、10日ほどが過ぎたころ、ようやくラインのIDを教えてもらえた。
そこからはトントン拍子に待ち合わせの日時が決まったが、正直そんなに期待はしていなかった。
毎日近況報告のようなやり取りしかしていない。
飯だけ一緒に食う女友達みたいになるだろうと思っていた。
綺麗なお姉さんにドキッ
『初めまして、美波です。会えて良かった』
男だらけの職場で経理というから、もっとオバサンっぽい女を想像していたが、思ったよりきれいな人だった。
『こちらこそ、ようやく会えて嬉しいです』
俺は見た目がヤンキーっぽいため、初対面の相手にはなるべく紳士的に接している。
美波に対しては下心もあるからなおさらだ。
そう、オバサンだと思って期待せずに会ったものの、胸まであるサラサラのロングヘアに落ち着いたブラウンのシャツ。
『これを脱がせたらどんな裸体があらわになるのだろう』と、すぐに妄想してしまったのだ。
俺の妄想癖は裏垢女子でオナニーしていた頃に、どんどん培われてしまったようだ。
とりあえずビールで乾杯する。
美波も割とイケる口らしい。
『たくさんメールしてたから、初めて会った感じがしないです』
『そうですね。お仕事大変そうですが』
『大変ですけど楽しいですよ。○○さんは映画とか見ます?』
『最近は全然…。オススメってありますか?』
『意外と男性も韓流にハマる人多いですよ』
なんて普通の会話。
ただ、いつもは飲みながら猥談ばかりしていたのが俺だ。
女性と2人きりなんて久しぶりだと思い、柄にもなく緊張してハイペースで飲んでしまう。
会話をしながらビールを一気に3杯流し込み、ハイボールも追加して一気に酔いが回った。
俺は何度もトイレに立つ。
2時間近くが経過した頃、見かねた美波が『そろそろ行きましょう』と言った。
知らぬ間に会計までしていてくれたようだ。
正直言って、男として情けない。
令和の今になったって、やはり女の前では格好つけたいものなのだ。
それなのに酔ったあげくこの体たらく。
残念ながら愛想をつかされても仕方ない。
やはり俺にはマッチングアプリなんて向いていなかった。
これからピンサロにでも行ってヌイてもらうか…いや、酔いすぎてそれどころじゃないか…と思案し始めた時だった。
『○○さん、とても酔っているので少し休んでいきましょうか』
少し強く吹いた風に髪をなびかせながら、美波がそう言った。
俺は耳を疑った。
きっと『じゃあまた連絡しますね』なんて適当なことを言って駅で解散し、ラインもアプリもブロックされると思っていたからだ。
内心動揺していたが、風にあたって少し酔いが覚めた俺は『ええ、ちょっと寒くなってきましたしね』と少し的外れなことを言って彼女の肩を抱き寄せた。
ベッドでは年上の彼女に甘えるのみ
『○○さん、先にシャワー浴びて酔いを醒ましてくるといいですよ』
こういうホテルに入るくらいだから本当の休憩ではない。
ガッツかないように、念入りに洗い、美波も後でシャワーを浴びた。
髪をまとめて出てきた美波は、さっきより美人に見える。
紳士的に…と考えていたのに、何も言わずきつく抱きしめてベッドへいざなってしまう。
そうさせてしまう不思議な魅力が、美波にはあった。
俺はパンツだけ履いて絡み合う。
ただ酔いが残っており、俺が上になると力が入らずに彼女を潰してしまいそうだ。
気を利かせた美波はパンツを脱がせる手助けをし、その後上になってくれた。
俺に跨りながら、まとめていた髪をほどく。
キスをするとサラサラの髪の毛が俺の体を這い、くすぐったいのが段々気持ち良くなってきた。
『んっ…はぁ』
なんの見栄でもないが、セックスの最中に声を出した記憶はない。
せいぜいイク寸前くらいだ。
年上の女性にリードされている状況がたまらない。
何も言わなくても、一歩も二歩も先を読んでくれるので思う存分甘えてみることにした。
唇だけでなく、鎖骨や肩、乳首などあらゆるところにキスをしてくれる。
その度に俺はビクンと体を震わせていた。
今日は使い物にならないと思っていた息子はビンビンに反応している。
『触って…』と言われたので手を伸ばしてみると、美波の中心からじわじわと愛液が漏れてきた。
そして硬くなった俺をあてがい、ずぶっと挿入。
お互いのアソコはぬるぬるで、引っかかりは何もなかった。
普段よりイクのが遅いかもしれない、美波はずっと動いていて大変かもしれない。
そう思ったが、俺の体で気持ちよさそうに喘いでいるのを見るとそうでもなさそうだ。
『ああっん、んぁっ…、あんっああっ……はぁあああんっっ!!』
美波が俺をキュッと締め付けた。
『イッちゃった…?』『はぁっ…イッちゃった……』と同時に口に出し、少し笑い合う。
『イカせてあげるね』
そう言って美波は再び動き出す。
『あっヤバいっ…あぁっ、もうイク』
思わずそう言葉にすると、激しく腰を動かし始めた。
頭の中を真っ白にして、俺は美波の中で果てた。
彼女との出会いに感謝
美波は俺の彼女になった。
お互いの年齢的にも結婚を考えている。
それなりに収入のある美波は『無職にならなければなんでもいいよ』と言ってくれたが、そうもいかない。
よく行くバイト先の中でも、楽しそうなおっちゃんがいる所で契約社員として働くことにした。
よく働く若者として重宝されている。
人間、守るべきものがあると生活に張りが出るものだ。
体の相性だけでなく、年上だから逆に遠慮せずに素でいられる相手に出会えたことに感謝。
夜は疲れていても、3日に一回は彼女とベッドに入る。
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