おじさんでもプロフィールをまじめに書けば20代女子とデートできる【ハッピーメール体験談】

うちの夫婦仲は決して悪いわけではありません。

ただ、今は『愛する2人』と言うよりは、単純に家庭を運営しているパートナーといった感じです。

そのことに、僕自身はさして疑問を抱いたことはありませんでした。

いつも通りの、夜7時の家庭の風景。

小6の娘が楽しそうにスマホばかり見ています。

特に妻との会話もないので、娘に何をしているのか聞いてみたところ『TikTok』だと教えてくれました。

もちろん、聞いたことくらいはありますが、おじさんには縁のないものだと敬遠していたものでした。

だけど、娘が危ないことに巻き込まれたら大変ですから、どんなものか念のため知っておきたいわけです。

妻に聞いてもよくわからないらしい。

そりゃ、妻だって僕と同じでガラケー世代の40代半ばですからね。

たまたま自分のスマホを買い替えようと思っていたところだったので、携帯ショップで店員さんに聞いてみることにしました。

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携帯ショップの店員さんにドキドキ

某携帯ショップであれこれと手に取って、気に入るものを探すフリをします。

『こちら最新機種で人気なんですが、いかがですか？』

そうそう、こんな感じで店員さんが声をかけてくれるのを待っていました。

店員さんは、身長150cmくらいの小柄で、黒髪ボブの若い女性です。

身長の割に足が長くて、腰の位置が僕とほぼ変わらないような感じがします。

黒ストッキングが、なんだかいやに生々しい。

ドギマギしながら『なんか娘がティックトックだかをやっているらしくて……』

と、おじさん発言を発動しましたが、

『よくわからないものは、お父さんからすると不安ですよね』

と優しく答えてくれました。

『娘さん、動画を公開しているようですか？ただ見ているだけなら、ほとんど心配ないと思いますよ』

そう言ってもらえてホッとします。

『ちなみに、最近の小学生だとどんな動画を見ているんですかね。やっぱりダンスとか？』

『人によって違うのでなんとも言えませんが、ダンス動画やメイク動画とか……。あとは、学校あるあるみたいな、共感できるものも人気のようですね』

不謹慎なものを見ていないのなら一安心です。

それにしても、隣でアプリの説明をしてもらっている時に、彼女の胸が私の腕に当たるんですよ。

おじさんドキドキですｗ

これが、おじさんにスマホを買わせる作戦なのでしょうか。

おじさんもTikTokにハマりそう

店員さんおすすめのスマホを購入したので、早速TikTokをインストールしてみました。

ダンス動画はいったい何が楽しいのかよくわかりませんが、素人の女の子がこうやって顔を見せてくれるのはなかなかオツなもの。

と同時に、娘には『見てもいいけど投稿はするな』と言っておこうと思いました。

パツパツのシャツで踊っている姿は、おじさんからすると無料のグラビアモデルです。

あまり言うと怒られますが、娘は最近胸が大きくなってきて、目のやり場に困るくらいですから。

店員さんが言っていた『学校あるある』も見てみました。

今はそんな風なのか、これは昔と変わらないなと、私でもクスっと笑えるものが多いです。

そんな動画を次々見ていると、おすすめに『思春期男子あるある』みたいなのが出てきました。

『スカートの中身はどうなっているのか』とか、『オナニーしている時に親がノックしてきがち』とか、特にオチもないあるあるです。

そういえば自分にもこんな頃があったな、こんな風に思っていたな……なんて思いながら、つい見入ってしまいました。

ネット上にこんな世界が広がっていたとは！

実は、ショップ店員さんにお礼を言いに行きたい気持ちもありました。

なんせ若くて可愛いだけでなく、頭の機転が利くしっかりした子でしたから。

……おっぱいが大きかったのも正直なところですｗ

でも『携帯ショップ店員あるある』の動画を見ていると、用もなくただ喋りに来るおっさんがウザい！とあったので諦め……

こんな感じでTikTokを見ていたら、いつの間にか時間はどんどん過ぎていました。

これでは娘と同じです。

さすがにアンインストールしよう。

そう思った時にふと目に飛び込んだのが『マッチングアプリあるある』

なるほど、こういうのもネタになるのが令和。

マッチングアプリの存在は知っていたものの、自分とは無縁だと思っていました。

特に妻に不満があるわけでもないですし、そんなリスクを取る必要はありません。

しかし動画を見ていると、ちょっとだけ試してみたい……という気持ちになってきました。

店員さんに似たぽっちゃり女性とマッチング

実際に会うかどうかは別として、マッチングアプリをインストールするだけならタダです。

マッチングアプリあるあるでおすすめしていた、ハッピーメール（18禁）という初心者向けっぽいアプリを選びました。

さっそくアプリを開いてみると、女性たちの写真がカタログのように並んでいます。

プロフィールを片っ端から見ていると、気になる女性が出てきました。

どことなく、あのショップ店員さんに似ているのです。

ちょっとぽっちゃりですが、幼さの残る顔と愛嬌のある雰囲気はまさに私の好みのタイプ。

名前は日菜子、20代前半の学生だそう。

『せっかくなら会ってみたい』という気持ちが大きくなってきました。

早速自分のプロフィールを作り込んで、日菜子にアタックです。

元来凝り性の私ですから、きちんとプロフィールを書いたら、意外とすんなりお返事がもらえました。

多くの男性は、こういうのも面倒くさがってすっ飛ばしているのかもしれませんね。

なんの取り柄もない普通のおじさんは、ちゃんとマジメに書くのもコツだと思いますｗ

日菜子は、『まずお食事だけなら』と言ってくれました。

駅構内のカフェで待ち合わせ

約束の日まで、出会い方を何パターンもシュミレーションしてしまいました。

なんせ、TikTokで『初対面あるある』をチェックして、ドタキャンされた動画を何度も見てしまったからです。

最悪の場合も想定して、駅構内のカフェで待ち合わせすることにしました。

これなら万が一ドタキャンされても、うろうろして恥ずかしい思いをすることはありません。

また、服装はただのグレーのスーツですから、彼女を見て『なし』と思えば適当なことを言って逃げられます。

普段、妻子のためにマジメに働いている自分に、こんな考えがよぎるなんて思いもしませんでした。

日菜子に、先に着いたと連絡しました。

すると、すぐにお返事が。

『今日はどんな服装ですか？私は短めのダッフルコートにチェックのロングスカートです』

『これ動画で見たやつだ』と興奮してしまいます。

ほどなくして、その格好をした女性がカフェに入ってきたのが見えました。

身長は160cmないくらいですね。

写真よりぽっちゃりしていましたが、その体型ならではの安心感があります。

そして遠目からでもわかるほど、肌に透明感がありました。

これはアタリです！

『日菜子さん！』

自分から声をかけました。

彼女のホッとしたような笑顔が眩しいです。

次の約束を取り付けることに成功！

レストランに移動して、食事しながら会話します。

日菜子は、マッチングしてもよくドタキャンされてしまうのだとか。

さらに自分は面食いだと言います。

『こんなデブなのに、おこがましいんですけどね』

『そんなことないよ。僕は可愛いと思う』

例の携帯ショップの女性はしっかり腰もくびれていましたが、日菜子にそれはありません。

しかし、食事を美味しそうにパクパク口に運ぶところが、めちゃ可愛いんです。

TikTokのマッチングアプリあるあるでは、知り合ったら当日のうちに次の約束を取り付けておけという指南がありました。

日菜子はさっき面食いだと言っていましたが……ここまできたら、当たって砕けろです。

『次はどうする？僕は火曜日の夜なら割と空いてるけど』

『え、いいんですか？また会ってくれますか？』

思わぬ返事！

私は若い頃はイケメンだったものの、今はただのおっさんです。

せっかくなので、更に言ってみることにしました。

『次に会う時ってさ……、あの、そういうことできる？』

私は、だいぶ酔っていたようですねw

でも日菜子はコクッと頷きました。

体は大きい日菜子が、とても小さく見えた瞬間です！

可愛い！！！

自分にはTikTokよりマッチングアプリの方が向いている

色々と女性の事情があるとかで、会うのは2週間後になりました。

その間も私はマッチングアプリで女性を見繕う日々。

インスピレーションで選べるのがいいですね。

他にも、2人と同じように会うことができました。

待ち合わせには、決まってグレーのスーツを着ていきます。

さすがに私には勇気がなくてできないのですが、『なし』と思ったら『ニットにジーンズです』とか言えばいい。

そんな背徳感がたまりません。

TikTokのようにネット上で完結するものではなく、実際に出会えるマッチングアプリの方が私には向いているようです。

さすがに娘には、18歳になったってやってほしくありませんが。

男親とは本当に勝手なものです。

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